暗算の練習～コツコツの積み重ねが生む子どもの成長～

2025年01月07日

こんにちは！日進市教育付き学童保育あかいけの杜　そろばんスタッフのあずみです。

今日は、そろばん教室での暗算練習を通じた子どもたちの成長についてお話します。

あかいけの杜そろばん教室では、珠算9級に合格した後、次のステップとして暗算の練習を始めます。暗算は、そろばんを使わずに頭の中でそろばんをイメージしながら計算をするので、最初は子どもたちにとって少し難しい挑戦です。

練習をしている様子を見ている他の子どもたちも、「暗算ってどうやるの？」とか、「早く暗算をやってみたい！」など、興味津々でやる気に満ちた表情を見せてくれます。

最初に取り組むのは10級のテキストで、1桁の数字を5回足す問題です。「一緒に指を動かしてみよう」「足す1だよ、親指を動かしてみて！」と声をかけながら、1問ずつ進めていきます。しかし、そろばんを頭の中でイメージしながら計算するという新しいスキルは、最初はとても難しいため、途中でわからなくなってしまう子も少なくありません。1問解くために何度も繰り返し練習しているが見られます。

そんな時、子どもたちはさまざまな工夫をしながら、、少しずつコツをつかんでいきます。例えば、目の前にそろばんを置いてその形をイメージしたり、テキストの表紙に描かれたそろばんの絵を見ながら指を動かしてみたりします。練習を繰り返す中で、計算スピードがだんだん速くなり、最終的にはテキストを3分以内で解けるようになる子も出てきます。

成長した子どもたちの自信に満ちた笑顔を見るたびに、私たちスタッフも感動を覚えます。暗算を通しての成長は、新しいことに挑戦して努力を重ねることの大切さを教えてくれます。初めは苦しんでいた子どもたちも、何度も挑戦するうちに「できた！」という達成感を感じることができるようになるのです。

あかいけの杜では、子ども一人ひとりに合ったペースで学び、成長できる環境を大切にしています。これからも子どもたちが自信を持って新しいことに挑戦できるよう、温かく見守り、応援していきます。