上級生に見守られて育つ一年生たち
2025年12月24日
こんにちは!日進市 教育付き学童保育あかいけの杜 スクール長 山内一生です。
子どもたちは冬休みに入り、コートやマフラーに身を包んだ冬らしい姿が目立つようになりました。季節が移り変わるこの時期は、子どもたちの成長をあらためて感じる瞬間でもあります。
昨年は着ていた服がもう着られなくなっていたり、袖や裾が短くなっていたりと、外見の変化はとても分かりやすいですが、それ以上に心の成長が感じられる場面が増えてきました。
中でも、成長がはっきりと伝わってくるのが1年生の子どもたちです。
あかいけの杜には、徒歩で下校する小学校の子もいます。入所したばかりの春頃は、慣れないランドセルを背負って歩くだけで精一杯で、「みんなについて行くだけで大変!」という様子が見られました。けれど、暑い夏を乗り越え、体力もついてきた今では、下校時にその心配を感じることはほとんどありません。
最近は気候も落ち着き、帰り道では学校であった出来事を笑顔で話しながら歩く余裕も生まれています。杜に戻ってからも、宿題に取りかかるまでの流れがとてもスムーズになりました。
また、誰かが困っていると「どうしたの?」と自然に声を掛け合い、助け合う姿も見られるようになっています。困った時には、自分から上級生に声を掛けて頼れるようになったことも、大きな成長の一つです。
入所当初は、不安で泣いてしまったり、すぐにスタッフを頼っていた1年生たちも、半年の間にたくさんの上級生に気に掛けてもらい、安心感と信頼関係を築いてきました。その積み重ねが、「自分から動く力」につながってきているように感じます。
「杜の時間」でも変化が見られます。以前は、アイデアが浮かばず手が止まってしまったり、ワークシートに名前だけ書いて終わってしまうことも少なくありませんでした。
しかし最近では、少しの声掛けをきっかけに表情が明るくなり、作業に取り組み始める姿が増えています。同じテーブルの上級生がヒントを出してくれたり、タブレットの調べ方を教えてくれたりすることで、「作りたい」「描きたい」という気持ちを形にできるようになってきました。
1年生の成長のそばには、いつも関わってくれる上級生たちの存在があります。1年生にとって高学年の子どもたちは、とても頼もしく、憧れのお兄さん・お姉さんです。
2年生のMちゃんは、1年生の頃にいつも気に掛けてくれていた6年生の女の子が大好きで、今でもその姿を見つけると、嬉しそうに手を振っています。6年生の女の子も、変わらず笑顔で手を振り返してくれます。
そんなMちゃんも2年生となった今では、かつて自分がしてもらっていたように、1年生と手をつないで下校したり、一緒に遊んだりする姿が見られるようになりました。
自分が小さい頃にしてもらって嬉しかったことを、学年が上がった時に自然と次の1年生へとつないでいく――その姿は、とても温かく、あかいけの杜らしさを感じる場面です。
今の1年生たちも、3学期が始まれば、あっという間に2年生になります。
Mちゃんたちのように、新しく入ってくる1年生を迎える立場になった時、少しドキドキしながらも、上級生と一緒に声を掛け、優しく関わってくれる姿を、スタッフ一同楽しみにしています。

学童保育入所許可通知
放課後児童クラブ臨時利用許可(不許可)決定通知書
放課後児童クラブ・放課後子ども教室
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