子どもの主体性を育む言葉

2023年12月01日

こんにちは！日進市教育付き学童保育あかいけの杜スクール長　山内一生です。

今回はプログラミングでのお話です。

プログラミングでは、子どもたちがコメントシートという、【今日の目標】と【今日できたこと】を授業開始直後と終了前に書き、隣同士や周りの友達と発表するものがあります。

そのコメントシートでの出来事です。
【今日できたこと】の欄では｢〇〇〇できた！｣や｢〇〇〇をした！｣と少し単調になってしまうことがありましたが、先生達が｢なんでできたの？｣と会話の中等で問いかけをしたところ、「~~~~を使ったから〇〇〇できた！｣｢~~~~を工夫したら〇〇〇できた！｣｢今日は〇〇〇出来なかったけど次は~~~~して〇〇〇できるようにする！｣となぜそれが達成できたのかと理由まで具体的述べる姿や今回の反省点を活かし次に繋げようとする姿を見ることが出来ました。

スタッフ達もその【今日できたこと】を聞いた時、「なるほど！ここを頑張ったからできたんだね｣と子どもの様子をより細かく理解することに繋がりました。

自分の考えを話す時、聞き手が「なるほど」「たしかにそうだ」と感じるように理由まで話すことができる考え方を論理的思考といい、この論理的思考は、すぐに身につけられるものではありません。楽しく考えながら使っていくことで成長していくものです。

そのためスタッフからのアドバイスや質問などを糧にし、子どもが自分自身で考え、考えを引き出すことができるよう、子どもの主体性を育む言葉掛けを意識して日々子どもたちのサポートをしていきます！