日進市の学童で育つチャレンジ精神と仲間の支え〜あかいけの杜の取り組み

2024年11月01日

こんにちは！日進市教育付き学童保育あかいけの杜スタッフのさきです。

あかいけの杜に入会したばかりの時、何をするにも周りをじっと見ているだけの女の子がいました。誘っても、お友達の活動をニコニコと眺めているだけでした。その理由を聞いてみると、「上手にできる自信がない」「最後までやれる気がしない」と話してくれました。

あかいけの杜では、毎日テーマに沿った「杜の時間」に取り組んでいます。この活動は、個人で集中する作業からグループで協力するワークまで、さまざまなスタイルで進められています。特に縦割りグループでの活動では、高学年の子どもたちがリーダーシップを発揮し、ペアになって低学年を手助けしてくれる場面がよく見られます。

そのような温かい環境の中で、その女の子も少しずつ「私もやってみたい！」と思えるようになり、今では「まずは挑戦してみる」という前向きな気持ちに変わってきました。日進市内の赤池小学校や西小学校の児童たちも、この学童保育を通じて同じように成長しています。

大人でも新しいことに挑戦するのは簡単ではありませんが、あかいけの杜では、仲間からの「大丈夫だよ！一緒にやってみよう！」という励ましの言葉が、子どもたちの大きな支えになっています。このような声掛けがあるからこそ、子どもたちは自信をつけたり、サポートを受けながら困難なことに挑戦できたりするようになり、最後までやり抜く力が育まれています。

来年、新たに1年生が入会した時には、きっと今度はその女の子が「大丈夫だよ！一緒にやってみよう！」と声をかけてくれることでしょう。