チャレンジシートって何のため？～半年で見せた大きな変化～

2024年12月24日

こんにちは！日進市教育付き学童保育あかいけの杜スクール長　山内一生です。

あかいけの杜では、あっという間に1年が過ぎ、12月も半ばを迎えました。春の頃、まだ自分の気持ちをうまくコントロールできず、少し幼さが感じられた2年生と3年生の子どもたちですが、最近ではお兄さんお姉さんらしく成長している様子が見られます。

特に印象的だったのは、3年生の男の子たちの成長です。彼らに出会った頃は、話を聞いてもらえず、時には言動に悩まされることもありました。しかし最近では、学校が終わると仲良しの2人が運動場を元気に走り回っている姿がよく見かけられます。そして、スタッフを見つけると、自然に集合場所に戻るようになり、下校時には元気に挨拶してくれるようになりました。その度に声をかけると、お互いに声を掛け合い、きちんと行動を改めてくれるようになったのです。

この2人の成長には、毎月取り組んでいる「チャレンジシート」が大きく関わっているようです。「遊ぶ時間を確保するために宿題を早く終わらせる」という目標を立てたことで、2人は遊びの時間を得るためにどう行動するべきかを考え始めました。自分たちでいくつかの約束を決め、それを守ることで遊びの時間を手に入れることに気づき、次第に遊びのルールを考えるようになったのです。

最初は、スタッフが「その遊び方はどうかな？」と危険を伴う行動に対して声をかける場面もありましたが、最近では自分たちでルールを作り、遊んでいる姿が見られるようになりました。そして、下級生が遊びに加わる時には、進んでルールを伝えるようになり、最初は面倒だと思っていたことも、今では自分たちで率先して行動するようになりました。

このような成長を見守ることができ、私たちスタッフもとても嬉しく感じています。